【30代男】甲状腺乳頭癌と診断を受けての現在の心情【なんだかんだ、生きていたい】

こんにちは。バチです。

最近、2月に甲状腺の全摘出手術。
そして3月に詳しい診断結果が出て、甲状腺乳頭がんとのことでした。
入院中のことや診断結果については、別の記事にしています。

今回は、癌と診断を受けての現在の心情を書いてみようと思います。
それじゃあ、いってみよ~!

今すぐ命にはかかわらない、けどやっぱり不安

僕は癌ではありますが、甲状腺がんの大半は他のがんよりもおとなしめの性質。
僕の甲状腺乳頭癌も、そのひとつです。
ステージ1ということもあって、今すぐ命にかかわるというわけではありませんし、自分でもわかっています。

ただそれでも、やっぱり不安にはなります。
もし取り残した甲状腺のがんが、急に転移したらどうしよう、とか。
甲状腺を全摘出したことで、今後どんな影響があるのだろう、とか。

今すぐどうこうならないことは、いちおう頭ではわかっている。
でももしかすると、なにか例外があるかもしれない。
次の治療までに何か起こってしまうかもしれない。
そんな不安が、しずかにグルグルと頭や心のなかをまわっています。

心配してもしょうがないことということは、頭ではわかっています。
でもやっぱり、やっぱり不安です。

そして今できるのは、一回一回、しっかり病院に行って、治療を重ねていくこと。
できることを着実にやっていくしかありません。
不安になりつつも、しっかり前を向いていかなきゃな、と思っています。

こういった不安を感じつつ思ったのは、『なんだかんだ死にたくないし、生きていたい』ということ。

なんだかんだ『生きていたい』

生きていると、『死にたい』とか思うことってあると思います。
僕もあります。

何をやっても面白くない。
毎日しんどくてしょうがない。
どうやったって報われない。
なんで生まれてきたんだろう。

そんな風に思うこともあります。
ただ、今回あらためて思ったのは

『俺、なんだかんだ死にたくないし生きていたいな』
ということ。

当たり前といえば当たり前なのですが、やっぱり生きていたいなぁと。

今後、やりたいことはまだまだたくさんあります。

このブログだってそうですし、いろんなところに行ってみたい。
おいしいものだって、まだまだたくさん食べてみたい。
お金も今より稼いでみたい。
たくさんの人とも繋がってみたい。
筋トレもまたやってみたいし、配信なんかもしてみたい。
がん患者どうしのコミュニティとか作ってみたい。

やりたいことを挙げれば、キリがないぐらいたくさんあります。

何より、母親より先に死ぬわけにはいかないし、もっともっと恩返ししなければ。
相方のことも幸せにしなきゃならん。
同棲して、一緒にのんびり旅行したり、ごはん食べたり、ゲームしたり。

そう思うと、死んでる場合じゃねぇ~な!って感じです。

生きて生きて生きまくって、とにかく生きる。
やるときはやって、楽しむときは楽しんで。

悲しいこともあるかもしれないけど、それでもとにかく生きていく。
とにもかくにも、しっかり前を向いていこう。
今回の診断を受けて、あらためてそんな気分になりました。

この経験は、きっと何かの意味がある

これは完全になんとな~くの考えですし、完全にオカルトです。
今回は甲状腺がんが発覚したわけですが、こういった経験のひとつひとつは、『人生において、何かしらの意味がある』と思っています。

もちろん個人的な意見ですし、他の人にあてはまるとは限りません。
ですがこれまでの人生いろいろありましたが、それぞれに意味があったと思っています。

子供のころ、気を抜くと片目が外を向いてしまう斜視でした。
はたから見ると気持ち悪いでしょうし、まわりも子供、いろいろ言われました。
どこ向いてんのとか、ちゃんと見えてる?とか、カメレオンとか。
ただその経験があって、人の痛みを少しはわかる人間になれたかな、という気もしています。

気づいたときには老け顔でハゲで、高専時代のあだなが「おっさん」だったりしました。
おまけに吃音だったりで、自分に自信が持てず、女の子と話すなんてもってのほか。
でもあるとき勇気を出してイメチェンしてみたり、恋愛してみたり。
過去の反動もあってか、今では人並み以上に自分に自信が持てています。

他にも30歳で緑内障にかかったり。
28歳まで童貞だったり。
小学校の野外活動でウンコ漏らした写真が校内に掲載されたり。
カラオケに行ったら盛り上がりが一転、この世の終わりかってレベルで場が凍りついたり。
出会い系で超絶別人、年歳差30かってレベルのパネマジにあって、あげく人生詰みかけたり。
FXでスイスフランショックに便乗しようとして一瞬で50万吹き飛んだり。

初めての彼女がまさかの同棲相手持ちのセフレ持ちだったり。
理系卒なのに、とりあえずでコールセンターに勤めたら7年も経っていたり。
歯医者に10年ぐらい行ってなかったら、虫歯が10本以上できていて親知らずが真っ黒だったり。

いろんなことがありましたが、すべての経験が『今』に繋がっています。
なにかツラい目にあったりしても、必ずその後の人生に、なんらかの形で活きています。

今回も癌という診断を受けましたが、これも人生において何かの意味があるんじゃなかろうか、と思っています。
なんの意味があるかはわかりませんし、今後の人生にどう活きるのかもわかりません。

ただ偶然に対処してきただけだろ、と言われればそうかもしれません。
こう考えたほうが救いがある、というのもあるかもしれません。
でもやっぱり、ひとつひとつの出来事には、何かしらの意味があると感じています。

人生ほんとうに不思議なもので、いろ~~~んなできごとが偶然に偶然を重ねて、今に繋がっています。
今回のことも、今後の教訓やらなにやらにして、今まで以上に元気にやってこー!と思っています。

まとめ

甲状腺乳頭がんと診断を受けて、頭では比較的おとなしめのものだとわかっていても。
やっぱり、どうしても不安になりますし、いろいろ考えてしまいます。
それと同時に、もっともっとがんばるぞー!という気にもなってきました。

4月にはアイソトープ(アブレーション)治療という、放射線を発するカプセルを飲む治療の予定です。
とりあえず、目先の治療に目を向けて。
やるべきことをやって、これからどう楽しんでいくかも考えて。
のんびりしっかり、前向きにやっていこうと思っています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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