こんにちは。バチです。
甲状腺全摘出手術から、約1か月が経ちました。
現在の傷口と、傷隠し&ケロイド防止に使っているグッズ。
そして気になっている後遺症について書いてみようと思います。
Contents
全摘出後、約1か月の傷口
手術跡とドレーンを抜いたあとの傷口はこんな感じです。
ヒゲが汚くてごめんなさい!
このあたり皮膚の感覚がほとんどなくて。
ヒゲ剃るのがめちゃくちゃ怖くておっかなびっくりなんです。
個人的には、手術直後に比べるとそこそこ目立たなくなってきたかな…という印象です。
傷口の大きさは、後述する傷跡用テープのアトファインLサイズ(~15㎝)でギリギリぐらい。
【2021/11/10追記】
ドレーンを抜いた跡はほぼわからなくなりました!
手術跡はこのときよりは穏やか?になったものの、まだまだハッキリ赤みがあります。
傷口まわりの気になる後遺症
傷の痛みは、基本的にありません。
たま~~~にチクチクとした痛みが出ることが、あったとしても1日に1回か2回。
首を動かしても痛みは無いです。
傷口のつっぱり感は、まだまだあります。
ありますが、日々リハビリをしているおかげか、術前と同じぐらい首を動かせるようになりました。
手術直後はうがいをしづらかったり、横にあまり動かせなかったりしましたが、現在ではほぼ限界まで動かせます。
つっぱり感も、少しずつ、少しずつ抜けている感じがします。
いま一番きになる後遺症は、傷口まわりよりも、そのちょっと上の皮膚の感覚。
あごの下や、特に喉ぼとけ左側の皮膚の感覚が全くと言っていいほどありません。
特に気になる、あごの下~喉ぼとけ周辺の皮膚感覚
もういちど、傷口まわりの写真をば。
ヒゲが残っているあたり、特に自分から見て左側(写真右側)の皮膚の感覚が薄いです。
リンパ節とかを切る範囲にもよるみたいですが、喉ぼとけ周りや、あごの下の皮膚の感覚がほぼありません。
これでもひげ剃り、かなり頑張ったんですが…今でもこれ以上は怖くて無理です。
皮膚の感覚が無いので、どのぐらい力を入れてよいのかが全くピンときません。
もし必要以上に力を入れたら、内部になにか影響があるんじゃないかとか。
当たり前といえば当たり前のことなんですが、痛みがあると『それ以上力を入れちゃダメだとわかる』じゃないですか。
でもその痛みが無い。
なのでヒゲを剃るにしても、力加減がまったくわからない。
これ、めちゃくちゃ怖いです。
おっかなびっくりで、もうやめとこう!と思ってこんな仕上がりになってしまいました。
もちろん弱く、弱~~~~く力をほとんど入れずにヒゲを剃るんですが、今の皮膚まわりにとってその力加減が正しいのかすらわからない。
皮膚の感覚や痛みがあるって、すばらしいことなんだなぁ…なんて思います。
この皮膚の感覚、先生によると『数か月単位で良くなる』そうなので。
しばらくは、このおっかなびっくりな状況が続きそうです。
というか首のヒゲ、もう放置しちゃおっかな…。
怖いんだもん。ぐすん。
傷隠し&ケロイド防止に使っているグッズ(テープ)
アトファイン ニチバン 帝王切開の傷 手術後 傷 傷あと 保護 ケアテープ 日本製 ニチバン【 メール便 送料無料 】
傷隠しがてら、ケロイド防止にこのテープを使っています。
僕の場合はLサイズ(~15cm)でギリギリぐらい。
傷口に貼るとこんなかんじ。
傷口に紫外線を当てるとシミになりやすいらしいのですが、このアトファインには紫外線カットの効果もあります。
男だとなかなか首元を隠す手段もないので、なおのことオススメです。
それと、『傷口を守っている』安心感もあります。
何が怖いかって、普段の生活もそうなんですが、特に寝るとき。
寝てる間に引っかいちゃわないか!
これが怖い!!!
でもこのテープを貼っていれば、とりあえず直接ひっかくことは無いだろう・・・という安心感があります。
そして僕は胸にケロイドがあることもあり、傷口がケロイドにならないかがめちゃくちゃ心配でした。
ですが今のところ、ケロイドにはなっていません。
このテープの効果なのか、それともたまたま首周りはケロイドにならない体質なのかはわかりません。
ですが貼る理由がいくつもあり、、安心を買うという意味で良いテープだと思います。
僕にとってはこのテープ、一石三鳥ぐらいの価値があります。
ありがたや~!
5~7日で交換してください、と注意書きにあるので、僕はちょうど1週間で取り替えています。
Lサイズで、6枚入りで1500~2000円ぐらい。
1か月以上あるので、このぐらいの出費ならまぁ…という感じです。
その他の後遺症
その他、手術の後遺症としてあるのが『手足のしびれ(テタニー)』
手術直後は、割とハッキリ手足にしびれを感じました。
動かないというほどではなかったですが、しびれを感じるというのは、かなり怖いです。
このテタニー防止に、ビタミンD剤とカルシウム剤を飲んでいます。
最近ではしびれを感じることは、ほとんどなくなりました。
無くなったのですが、不安なこととしては。
いつまでカルシウム剤を飲むのかと、体内のカルシウム量を調整する『副甲状腺』が残っているのかということ。
手足のしびれと副甲状腺、カルシウム剤とビタミンD剤の関係については、こちらの記事に詳しく書いています。
身体の全体的な状況について
その他、声が出るか、運動はできるか、食事は喉を通るか…といった全体的な状況については、こちらの記事にまとめています。
まとめ
傷口は、見た目はそこそこ目立たなくなってきたなぁと思います。
ただ、後遺症についてはまだまだ気になることが多いです。
傷口の痛みこそ無いものの、手足のしびれの薬はいつまで飲むのかとか。
あごの下や喉ぼとけ周りの皮膚の感覚がほとんど無かったりだとか。
あとは首を動かすときのつっぱり感も、軽くはなったもののまだまだ残っています。
いずれも少しずつ、それこそ月単位で様子を見ていくことになりそうです。
まだ治療も続きますし、のんびりしっかり、できる限りあせらずやっていこうと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!