こんにちは。バチです。
最近、口の中(特に舌)に血豆がよくできます。
食事中にチクッと痛みが走り血豆ができ、あれよあれよと膨らみ風船のようになります。
一番大きいときは2つの血豆が連結して、直径1.5cm~2cmほどになりました。
その後就寝中に血豆がやぶれ、口内炎に…という流れです。
歯科で相談しても歯や食べ物の突起で傷つくことがある…という一般的な説明にとどまっていたのですが、
調べてみるとABH(Angina Bullosa Haemorrhagica)という病気のようです。
下記の参考文献によると、医師にもあまり認知されていないマイナーな病気とのこと。
ツイッター(X)でもちらほらABHの体験談がつぶやかれています。
今回はABHについて、血豆ができた食べ物等の僕の体験談を記してみます。
病気の概要や対処法等は、参考文献と簡単なまとめを載せておきます。
Contents
参考文献
- 口の中にできる血豆、ABHを詳しく解説 野口内科BLOG
- (pdf)岸本麻子, 井野素子, 多田直樹, 南豊彦, 井野千代徳, 田辺正博 2010「(Angina Bullosa Haemorrhagica(ABH)と Oral Allergy Syndrome(OAS)」
参考文献の簡易まとめ
・食事中にチクッと痛みを感じ血豆ができ、大きく膨れる
・口の中の軟口蓋(やわらかい部分)にできやすい
・揚げ物などの硬いものや、熱いものを食べているとなりやすい
・口腔アレルギーが関連している可能性がある
・つまようじ等で早めに潰してしまうという対処法もあり 潰した後はアズレン系のうがい薬が有効
血豆ができた際の体験談
血豆ができた食べ物
ポテチ、せんべい
最初にできたときはポテチだったと思います。
硬かったりザラザラしているものは舌への刺激感?が強く、おっかなびっくりです。
魚の缶詰
硬くも乾いてもいないし大丈夫だろう…と思っていたらなりました。
ところどころややトゲトゲしているので、それが原因…?
和菓子アソート
小さいどら焼きやモナカが入っているアソートを食べていたらなりました。
硬いものじゃなければ…と思っていただけに、まさかまさかでした。
どれを食べていた時になったのかは覚えていませんが、どら焼きかモナカあたりだったような…。
野菜スープ(やや熱め)
具がやわらかめの野菜スープでなることはあるまい…と思っていたらなりました。
少し冷ました後、やや熱いかな?ぐらいだったのですが…。
血豆ができていない食べ物
ごはん、納豆、ちくわ、ヨーグルト、バナナ、キウイ、柿、ガム、等々…
基本的にやわらかめのものではなりづらい気がします。
ただ和菓子アソートで血豆ができたりもしたため、やわらかくても水分を奪うものは怪しいかも。
危なげな食べ物
辛めのカレーは食べていて舌に危なげな気配がビンビンとしていました。
刺激物は控えたほうが良いかもしれません。
血豆ができやすい食べ物の傾向まとめ
・硬い、ざらざら、突起があるもの
・水分が少ないもの、水分を奪うもの
・熱いもの
イライラしているときになりやすい…?
完全に個人的な印象なのですが、強いストレスを感じているときになりやすい気がします。
イライラしてあ”ーーーつ!と食べ始めるとチクッ…ということが何度かありました。
食べる前に深呼吸してみます。
血豆ができる頻度、箇所
血豆ができた日をメモしているのですが、多いと1カ月に2回ほどできたりします。
僕の場合は舌に集中しています。
口の奥にできたことも一度だけあったような…?
・2022/11/11 舌の裏左側
・2023/1/17 舌の裏左側
・2023/2/26 舌の左奥
・2023/3/20 舌の右下
・2023/6/5 舌の右側面
・2023/7/26 舌の左側面中央
・2023/8/4 舌の右側面中央
・2023/9/9 舌の右奥
・2023/9/19 舌の先端右
・2023/10/18 舌の右側面中央(過去最大の大きさ、直径1.5cm~2cm程度)
・2023/11/1 舌の先端右
さいきん頻度が高くなっているような。つらい。
血豆が大きくなるまえに潰してみた
参考文献(口の中にできる血豆、ABHを詳しく解説 野口内科BLOG)にあった対処法として、
・はやめに潰してアズレン系のうがい薬で数回ゆすぐ
というものがありました。
僕も経験上、放置しているとあれよあれよと大きくなり、1~2日後に大き目の口内炎になります。
僕は舌によくできるのでその後がまた地獄で、何かを食べるたびに舌に激痛が走ります。
痛みのピーク時には、水で口をゆすぐだけでも相当痛いです。
そこで2023/11/1に舌の先端に血豆ができた際、大きくなる前に潰してみました。
ふくらみ始めた血豆につまようじを使ったのですが、見た目に反して意外と硬い。
やや強引に破る形になりましたが、翌日見て見ると傷跡は小さめ。
口内炎になっても、そこまでしんどいことにはならなそうです。
はやめに潰してしまうのは、力技ではありますが有効な手段だと思います。
次に血豆ができた時には、安全ピンでやってみます。