
※この記事には汚い描写があります。
お食事中の方や苦手な方はページを閉じてください。
こんにちは。バチです。
今回は人生で最大最強に恥ずかしかったできごとを紹介します。
名付けて「野外活動糞漏れ上映事件」。
あれは小学校5年生のときでした。
二泊三日での、野外活動があったんですよ。
小川せせらぐ山道をのぼったり、川か湖?で泳いだり。
夜はキャンプファイアーをしたり。
いや~~~~楽しい時間でしたね!
あのウンコ事件が無ければ。
Contents
あかんウンコ漏れそう
あれは昼間の山登り。
小川の流れがじつに涼しげ、上り坂も心地よい疲れ。
そしてまわりには同じ学び舎の仲間たち。
実に晴れやかな気分…だったのですが。
「ウンコしてぇ…」
あかん。猛烈にウンコもれそう。
しかしここにトイレはない。
引き返すわけにもいかない。
先生に言うのもなんか恥ずかしい。
…へっ、余裕だぜ。(冷や汗)
直後、先生の神の一声。
「ここからもう少し登るから、気分悪い人は引き返してね~」
!!!!!!!
僥倖…!なんという僥倖…!
ありがとう…!先生、ありがとう…!
ここぞとばかりに、引き返さなかったんですよね。当時の自分。
なんかこう、恥ずかしさとか「俺はいけるぜ」みたいな謎の自信があったんだと思います。
大人になった今なら間違いなく引き返しますけど。
何かとかっこつけたいお年頃。というかアホ。
やってしまった…
横幅が2~3人分程度の、やや細めな道だったと思います。
ここでも小川の流れる音がじつに心地よく。
かたや何かが崩壊しそうな自分。
ついにこのときがやってまいりました。
「だめだ!もう限界だ!うおおおおおおおおっ!」
「…ブリッ…」
…………。
あ、ああ…。
もうだめだ…おしまいだ…。
出てしまった…。
そしてさらに地獄なのが、まだ出きっていないということ。
出せる余地はまだまだ残っているんです。
まだ本命が残っているんです。
しかし出し切るわけにはいかない…それこそ大惨事、歩けなくなってしまう。
とはいえ、一度出してしまって緩んだおしり。
少しずつ、確実に漏れ出してしまう。
「…ブリッ…ブリブリッ…」
う、うううう!やめてくれぇ!
そして、自分との戦いだと思っていた矢先。
周りが異変に気付き始める。
しだいに響き渡る甲高い声
「なんか臭くない!?」
!!!!ヤバイ!!!!!気づきやがった!!!!!!
「臭いんだけどぉ!なんで!?」
しだいに響き渡る甲高い声。
女子の高い声とあって、それはもう響く響く。
お、俺のせいだ…ううっ!胃が痛い!
しかしここで爆心地は俺だ!と申告するわけにはいかない。
どうすることもできない…いまはただ歩くしかない。
前に進むしかねぇんだ…!
クソったれ…!
一転攻勢!俺は無敵だ
どうしようもない絶望感のなか見えた、一筋の光明。
そこそこ深さのある川?か湖?で遊ぼうタイムに。
みなこの時間のために、中に水着を着てきている。
「!!!チャンス!!!」
すべてを水に流してしまおう。物理的に。
すばやく水着になり、水に飛び込む自分。
いくぜっ!
「ブリブリブリブリッ!」
※絶対に真似しないでください!良い子も悪い子もダメだぞ!
はっはっは!俺はもう無敵だぜ!
いや~あの瞬間の安堵感、たまらなかったですね。
もうね、すっきりしましたね。
いろんな意味で。
さきほどまでの暗い気分が嘘のようにはしゃぎました。
いえ~い水の中きもちいい~!
ただね…油断しましたね。
あまりの安堵感ゆえに。
かきだし切れていなかったんですよね。中のものを。
水着の中にね、まだあるんですよ。
そして後から気づいたんですが、ズボンにもしみだしていたんですよね。
テントに帰ったあと、私物に付着したりしていて。
そこで自分、あまりの恥ずかしさに開き直っちゃったんですよね。
いや~アホでしたね。
テントで開き直る自分 まさにヤケクソ
山登りから帰った後、同じテントの生徒にはバレちゃいましたね。
というか山登りの時点で、においとかでバレていたかもしれませんけど。
そしておとなしくしておけばいいのに、自分、ここで宣言しちゃうんですよ。
「ここ(自分のテント)にウンコあっから、近づかないほういいよ~!」
なんなのかな?アホなのかな?
アホを通り越して意味が分からない。
思い出しただけでも恥ずかしい。
というか、なんで俺は今こんな文章書いているんだろう?
今も昔も意味が分からない。
開き直っちゃう自分かっこいい!みたいな感じだったのかもしれません。
ヤケクソとはまさにこのこと。
フォローしてくれた先生ありがとう
夜のキャンプファイアへの道中。
同じテントの生徒が先生に「なんかウンコもらしちゃった人がいるらしくて~」
自分を名指しで言わないあたり、まだ優しさのある子でした。
でもすぐ横にいますからね、当の本人。
もうちょっと優しくして。
そして先生の返しが心にしみわたりましたね。
「でも、その子も漏らしたくて漏らしたんじゃないと思うよ」
せ、先生…!先生……!
まあそう言うしかなかったんだろうな、と今となっては思いますけど。
いや~あれは心にしみましたね。
3日間で唯一、癒された時間でした。
あとの時間、ひたすら自分(のウンコ)と戦ってましたからね。
で。
ここで終わればまだ良かったんですよ。
いや、ちっとも良かないんですけど、当然のちに噂になったり馬鹿にされたりするんですけど。
さらに激ヤバな出来事がおこるんですよ。
しかも2つ。
後日、事件は起こった【糞漏れ上映事件】
野外活動の後日。
みんなで野外活動をふりかえろう~!ということで。
約2時間にわたる、ビデオの上映会があったんですね。
フツーなら
「あ、ここ!たのしかったね~!」とか。
「めっちゃ登るのきつかったわ~!」とか。
「水がすげぇキレイだった!」とか。
超絶楽しい思い出の声で盛り上がるはずなんですよ。
でも自分にとっては最高に地獄な時間でした。
上映されるビデオ。
そのなかで響き渡る女子の甲高い声。
「なんか臭いんだけど~!」
!?
こ、この声は…間違いない。
あのときのアレだ。原因は間違いなく俺。
や、やめろ!やめてくれ!
「ほんとだ、くさ~い!」
「ちょっとなんでぇ~!?」
う、うおおおおおおおおおおおおおお!
に、逃げたい!この場から逃げたい!
いや、逃げたいとかそんな生ぬるいもんじゃない。
とにかくやめてくれええええええええ!
ってか(今思うと)事前のチェックとかしなかったのかよ!
いや、したとしてもこの悲鳴の原因が先生からはわからない…。
それに当時は編集とかの手段もなかったに違いない。
いや~これはもう、まさに地獄の時間でしたね。
あのときはツラかったな…なんて思ってた矢先にこれですよ。
しかもこの悲鳴がひびきわたるシーン、結構長かったですからね。
「ほんとだ~!」「なにこれ~!」なんて声が延々と。
しかもぜんぶ原因は自分ですからね。
しんどいなんてもんじゃない。
で。
ここまでなら、五千歩ぐらい譲ってまだよかったんですよ。
あきらかに良かないですけど、まあいいとして。
ここからさらに追い打ちがかかるんですよ。
なんなんですか?僕が何をしたってんですか?
いやまぁ、漏らしたんですけど。
後日、さらに事件は起こった【糞漏れ写真掲載事件】
さらに後日。
野外活動をもっともっと振り返ろう~!ってことで、先生たちが撮った写真が掲示板に掲載されていたんですね。
フツーなら、いい思い出なんですよ。
小学生が苦労しながら料理をしてる写真とか。
キャンプファイア―を囲んでる写真とか。
水着姿で笑顔で並んでる写真とか。
好きな子の写真でアアンハァンしたりとか。
ところがですね。
一枚、とんでもない写真があったんです。
映っているのは自分。後ろ姿。
川原の道を歩いている。
ズボンのお尻には茶色いシミ。
茶色いシミ。
うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
第一発見者の友人「んほおおおおおおおおおおおwwwwwwwwこれ見てみろwwwwwww」
や、やめろ!やめてくれ!
ってかこんなもん掲載すんな!
事前のチェックとかしなかったのかよ!(二度目)
これは当時でも外せただろ!写真なんだから!
上映会がまだ良かったってのはこういうことなんですよ。
上映会は2時間で済むじゃないですか。
これ、写真ですからね。
しかも掲示板、公衆の面前に晒されてます。
僕のお尻の茶色いシミが、朝だろうが昼だろうが夕方だろうが。
晒され続けるわけですよ。
でまあ、「写真の掲載をやめてくれ」って言えば済む話なんですけど。
当時、その発想が無かったんですね…。
言う勇気がなかったのかもしれないですけど。
どのぐらいの期間、掲載されたかは覚えていないですけど。
いや~…あれは地獄でしたね。
いや、あれも地獄でしたね。
今思い出してもしんどいです。
野外活動ウンコ事件で学んだ教訓
というわけで、この事件で学んだことは以下の3つです。
- ウンコは我慢するな
- ウンコは我慢するな
- ウンコは我慢するな
以上!以上!!!!ああああああああああああああああ!!!!!!!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
ウンコは我慢しちゃだめだぞ!